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秋の料理15 ジビエ・・・ソース・ポワヴラード 3日目 仕上げ
ソース・ポワブヴラード、3日目はソースの仕上げです。
マリネした鹿肉とは別に、新たに3cm角の鹿肉と背骨を焼き、 いったん取り出し、脂を切ります。 バターを加えたら、エシャロット、タイム、ローリエ、 黒粒こしょう、ジュニエブル(genièvre=杜松の実・ねずのみ)を加えてローストし、 前回紹介した「ベースのジュ」と同様に シェリー酒酢で、鍋底にこびりついた焼き汁や煮汁を煮溶かし、 デグラッセの作業を再び3回繰り返します。 ここで前日仕込んだ「ベースのジュ」を鍋に入れてあわせ、 1日目の写真にあるような、トロミとツヤのあるソースが出来上がります。 白ワインを使いましたが、時間とともに褐色のソースに変化していきました。 そして、ついに、鹿肉の料理の完成写真です。 ![]() ■本日の写真= Filet de chevreuil d’Hokkaido cuisiné en cocotte, sauce poivrade, fruits et légumes d’hiver à la forestière 北海道産鹿フィレ肉のココット焼き、ソース・ポワヴラード、 冬の果物と野菜 “ア・ラ・フォレスティエール” 鹿肉は、ココットでバターをかけながら焼きますが、 温めなおす際も、鹿肉はデリケートなため、バターで温めなおします。 つけあわせた冬野菜や果物も、素材に合わせて仕上げました。 根セロリと玉ねぎは焼いて、「二番のジュ」をあわせ、 クルジュはオーブンでホイルに包んで焼き、 ビーツは塩茹でした後、バルサミコでグラッセ、 リンゴはバターで焼き、ブドウは赤ワインを煮つめてグラッセしました。 一つひとつ手を施した季節の野菜と果物を盛り合わせた、贅沢な1皿です。 今回、3回にわたり、手順を紹介しましたが、 ガストロノミー・レストランで作る「ジュ」とは、 たくさんの食材、時間、作業、テクニックを要しながら、 きわめて少量しか取れない、貴重なソースです。 小島シェフが働いていたモナコ「ルイ・キャーンズ」では 牛肉、鶏肉、甲殻類、ジビエ・・・各料理と季節にあわせ、 それぞれのジュを毎日仕込みます。 ジュを仕込むのは、ヴィヤンド(肉)のセクションシェフで ソーシエと呼ばれる、ソースを担当する料理人。 小島シェフも、担当していた当時は毎日 大量のジュ、ベースのジュを作っていたそうです。
by a_ducasse
| 2008-01-25 18:56
| 料理とデセール
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